Low Frequency Induction Heating System

低周波誘導加熱装置

APR方式

多層巻きコイルを採用した低周波誘導加熱装置

安定した均熱性と優れた加熱効率、厳正な温度管理により、高品質な製品づくりに貢献します。
さらに、装置全体のエネルギー損失を12%削減し、電力コストの低減を実現。
設置面積51%削減・本体高さ41%削減による省スペース設計に加え、出力は0 ~ 100%まで1%単位で制御可能で、ムラのない安定加熱と高い操作性を両立しています。

タップチェンジャー方式

省エネルギー構造を進化させた低周波誘導加熱システム

2層巻きコイルは、内外コイルの役割分担により誘導加熱時のエネルギーロスを低減し、安定運転とランニングコスト削減に貢献します。さらに、多層巻きコイルは装置全体のエネルギー損失と設置スペースを大幅に削減。省エネ性と省スペース性を両立し、更新用途から設置制約のあるラインまで幅広く対応する低周波加熱システムです。

誘導加熱装置の特長

豊富な経験に基づくシステムエンジニアリング

ビレットの材質、寸法、温度分布、処理量などの条件を満たす最適な加熱システムを提供。

高い耐久性で安定した性能を発揮

長年の経験、実績に基づく安全かつ堅牢な構造で、高頻度使用にも耐えることが可能。

コンパクトな本体

加熱コイル、ビレット搬入・排出プッシャー部、ストッパー部、測温部、ビレットリフター部、ビレット測長部などをユニット化しコンパクトな構成。
また、トランス、コンデンサ、開閉器などを本体に機能的に配置。

優れた操作性

タッチパネルを採用し、各種設定は遠隔でも容易。

独自構造の2層巻き省エネコイル

内側のコイルの高さを薄くし外側コイルによる誘導加熱電力ロスが減少。独自のコイルの冷却回路により大電力コイルも製作可能。

多彩な実績に基づく各種オプション

  1. ビレット自動測長装置
  2. コイル交換自動切替装置
  3. コイルタップ自動選択
  4. トランスタップ自動選択

標準特性表

アルミニウム加熱の場合(加熱温度450°C)

形式 電力(kW) 電源容量(kVA) 処理量(ton/hr)
標準形 省エネ系
LIH-TH-5005005502.02.2
LIH-TH-7007007802.83.1
LIH-TH-8008008903.23.6
LIH-TH-90090010003.64.1
LIH-TH-1000100011004.14.6

銅および銅合金(黄銅) 加熱の場合(加熱温度 銅900°C、黄銅800°C)

形式 電力(kW) 電源容量(kVA) 処理量(ton/hr)
標準形 省エネ形
黄銅 黄銅
LIH-TH-5005005501.92.62.22.9
LIH-TH-7007007802.73.73.14.1
LIH-TH-8008008903.14.23.64.7
LIH-TH-90090010003.64.84.15.1

上記特性はビレット処理本数、搬送時間により変動します。実特性は処理本数、搬送時間から、低減係数K=(3600 −N・t )/3600 を乗じてください。

K:処理量低減係数
N:ビレット加熱本数(pcs/h)
t:ビレット搬送時間(sec)

主要構成機器とビレットの流れ

ビレットの流れ

加熱コイルを2台搭載し、作業効率が向上

電気供給の流れ

コイル加熱方式

電源電圧は6kV又は3kVの3相電源が使用される場合が多いので、3相式加熱コイルが一般的ですが、被加熱材料の特性や加熱温度条件によって単相式加熱コイルを採用致します。

3相、単相コイル加熱方式の比較

項目 3相コイル方式 単相コイル方式
ビレット材質 主としてアルミニウム合金 銅、黄銅、銅合金
温度分布 基準ビレット長さ以外はトランスタップの調整が必要 任意のビレット長さで良好
テーパー加熱 基準ビレット長の3/4 以上で可能 1本又は複数本
加熱コイル内のビレット本数 通常2本以上 1本又は複数本
相平衡装置 不要 必要

ビレット

加熱コイル

単相コイル式 省エネ形/3相式コイル式 省エネ形

単相コイル式 省エネ形
3相式コイル式 省エネ形

関連設備